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プロデュース48

なぜ日本人はプロデュース48に熱狂するのか?

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プロデュース48で埋め尽くされたYahoo Japan 日本人はなぜこれほど熱狂するのか?

OH MY NEWS 2018年8月30日

Mnetのサバイバルオーディション番組”プロデュース48″は最終回生放送だけが残っている。

現時点で日本でのプロデュース48の成否は大成功といえる。もちろん行き交う日本人を片っ端から捉まえて「プロデュース48を知ってますか?」と質問すれば「知らない」と答える人も多いだろう。大ブームを期待した人にとっては「日本では大した人気がない」と感じるだろう。

しかしアイドルに関心がある日本人、特に10~20代には最も話題性の高いバラエティ番組ということは明白だ。

このような人気を証明する代表的な指標が日本の視聴率指数。オンライン上での話題性を評価するこの指標でプロデュース48は日本で放送される全てのバラエティ番組の週間ランキング10位以内にランクインし続けている。

それだけでなく放送当日及び放送が終わった週末はデイリーランキング1位になるほどである。24日の放送も日本テレビが毎年特集として放送する”24時間テレビ”に続く2位を記録した。

日本のインターネット上ではプロデュース48に対する関心が凄まじい。地上波放送ではない有料チャンネルでの放送でこれほどの反応を引き出した事は、まさに大事件と言っていい現象である。

関心の高さはTWICE以上

これ以外にもプロデュース48の人気を実感できる指標は多い。日本のインターネットコミュニティサイト”5ちゃんねる”のプロデュース48関連掲示板の書き込み数だけをとっても話題性の高さが分かる。

放送開始から3か月でスレッド数はアジアエンターテインメント、AKB48を合わせて236に達した。これは23万6,000件の書き込みがあった事を意味する。

日本で大人気の韓国ガールグループTWICEのスレッド数が1年で135程度であることからすれば、プロデュース48の人気の高さを推察できる。

放送が終われば日本の代表的ポータルサイトYAHOO Japanの人気検索語ランキングはプロデュース48関連検索語で埋め尽くされる。24日放送の第3回順位発表式で1位を獲得した宮脇咲良はDJを務めるラジオ番組で、プロデュース48に出演したことによる変化について「今までは30~40代のファンが多かったが、最近街で若い学生が私を見て「プロデュース48に出てる人だ」と騒がれた」とファンの多様化を実感したことを語った。

スケールの大きさとクォリティに感嘆

なぜ日本人はプロデュース48に熱狂するのか?

まず日本にはない大規模な番組ということがあげられる。放送開始当時、”5ちゃんねる”などのコミュニティやSNSでは、現在日本で放送中のアイドルサバイバル番組TBS”ラストアイドル”と比較する書き込みが多かった。

規模の面でプロデュース48とラストアイドルは比較不能。参加者数、舞台装置、カメラ数など日本のサバイバル番組からは想像できない規模で繰り広げられるプロデュース48に目が行くしかない。

プロデュース48に出演し途中降板した日本人参加者の中で最も人気の高いメンバーで11年という最長経歴を持つ松井珠理奈は”내꺼야(PICK ME)”収録の際「こんなに大規模のステージセットと多数のカメラの前に立った事がない」と語ったことがある。

特に日本で好評を得ているのは競演ステージのクオリティ。韓国では「シーズン1、2より練習生の実力が落ちた」と非難の声が上がっているが、日本では「あれだけの実力がありながら、なぜデビュー出来ないのか分からない」という声が多い。ステージセットや照明のクオリティも日本の代表的音楽番組”ミュージックステーション”と比較して「いったいいくら予算を使っているのか」と驚かせた。

日本人の嗜好に近いフォーマット

最大の人気要因はやはり番組の面白さ。プロデュースシリーズが開始した当時、AKB48パクリ疑惑が持ち上がったことがある。日本で最も成功したアイドルの標本AKB48システムとプロデュース48には類似点があり、その意味でプロデュースシリーズは日本人の嗜好に非常に近いフォーマットである

無名の練習生を応援し、成長する姿を見守り、投票で人気グループのメンバーにするAKB型成長ストーリーがプロデュースシリーズにひとつ残らず込められている。これに韓国的サバイバル形式が加味され面白さと感動が極大化された。

脱落した練習生への惜別、字幕批判も

放送が最終回に近づくと、「惜しくも脱落した韓国人練習生を見られなくなり寂しい」という反応も現れた。日本人参加者はプロデュース48で脱落してもアイドルグループのメンバーであるため日本で活動を続けるが、韓国人練習生は脱落すればもう見ることは出来ない。

韓国と同様に”悪魔の編集”や”出演時間の不平等”などに対する批判もある。また有料チャンネルBSスカパーで放送中のプロデュース48の日本語字幕が不自然で、回を重ねるごとに向上しているものの、正確な字幕を制作して欲しいという声も多い。

嫌韓性向は相変わらず

嫌韓性向を持つ人々の批判も相変わらずだ。放送開始当時よりは減ってはいるが、SNSやインターネットコミュニティなどで慰安婦バッジを着用した韓国人練習生に対する非難する者もいる。

これまでドラマ、映画、音楽などの分野で韓流コンテンツが大きな成果を上げた。しかしバラエティ番組が日本で成功した事例がなかった事を勘案すれば、プロデュース48の成果は肯定的な信号だ。

また既存のK-POPファン層ではない、これまで韓国文化に拒否感があった中高年層男性にもK-POPをアピールできたことは、プロデュース48最大の成果かもしれない。

来る31日、デビューメンバー12名を最終決定する最終回だけが残された。日韓両国で愛される新たなガールグループの誕生と、K-POPと韓国バラエティ番組が日本で愛されることを期待する