韓国マスコミのIZ*ONE関連ニュース翻訳。
IZ*ONEのヒットでCJの収益性下落を止められるのか
2020年2月20日 スポーツ京郷
IZ*ONEのヒットも映画”パラサイト 半地下の家族”のオスカー賞制覇もCJエンターテインメントの下落を抑えられなかった。
CJの墜落が続いている。CJは昨年売上3兆7,897億ウォン、営業利益2,694億ウォンを記録、市場の予想(売上4丁7,000億ウォン、営業利益3,000億ウォン)を大きく下回った。
CJの第4四半期営業利益は427億ウォンで前年比14.9%減少した。
PRODUCE 101 投票操作事件で失速したCJエンターテインメント
原因は様々だが昨年、芸能界を激震させたPRODUCE 101シリーズ投票不正操作事件も大きく影響した。
CJが運営するMnetのオーディション番組PRODUCE 101シリーズは音楽部門を牽引する主役だった。
MnetはPRODUCE 101、PRODUCE 101 シーズン2で相次ぐ成功を収め、PRODUCE 48、PRODCUE x 101でも高い話題性を維持した。
これは指標にも表れている。PRODUCE 101が放送を開始した2016年CJの音楽部門売上は1,994億ウォン、営業利益は72億ウォンだった。
シリーズ最大のヒット作となったPRODUCE 101 シーズン2で誕生したボーイズグループWANNA ONEの活動期間だった翌2017年の売上は2,307億ウォン、営業利益は118億ウォンに大幅上昇した。
CJとMentの威厳も高まった。PRODUCE 101シリーズは韓国最高のオーディション番組の地位を確立、他のオーディション番組にも影響を与えた。
K-POPの世界的影響力の大幅上昇もあってPRODUCE 48はJ-POPアイドルを牽引するAKB48が参加する日韓共同の大型プロジェクトとなり、日本ではPRODUCE 101 JAPANを制作、ボーイズグループJO1が誕生した。
PRODCUE X 101も前シリーズの話題性を受け継ぎ、誕生したボーイズグループX1はWANNA ONEに匹敵する人気を集めるものと予想された。
PRODUCE 101で得た利益は放棄
CJを失速させたのはまさに自分自身の欲深さだった。投票不正操作事件によってPRODUCE 101シリーズの敏腕プロデューサー アン・ジュニョン氏とチーフプロデューサーキム・ヨンボム氏は拘束、CJは家宅捜索を受けるなど、前代未聞の事態が起こった。
昨年12月、CJ代表理事ホ・ミニ氏は記者会見を開き「不正操作があった番組から得た利益、今後発生する利益は全額放棄する」と発表した。CJの音楽部門は昨年第4四半期28億ウォンの営業損失を計上した。
PRODUCE X 101で誕生したX1は事態が混迷するなか、まともに活動できないまま解散した。PRODUCE 48も不正疑惑に包まれIZ*ONEは3か月間活動を休止した。
事件が解決しないまま活動を再開したIZ*ONEは、K-POPガールズグループ初動売上記録を更新した。それだけでなく20日放送の音楽番組エムカウントダウンで本格的に音楽番組活動を開始、来る4月開催のKCON 2020 JAPANの出演が決定した。予想をはるかに上回る復活だった。
“パラサイト 半地下の家族”オスカー受賞も株価下落は止まらず
それにもかかわらずCJの下落傾向は止まらなかった。
IZ*ONEのヒットと映画”パラサイト 半地下の家族”オスカー賞4冠という好材料でもCJの株価は下落を続けた。
昨年3月24万7,600ウォンを記録したCJの株価は20日午前11時14万3,200ウォンまで下落した。オスカー受賞直後の13日は17万7,800ウォンまで回復したが一瞬で終わった。
音楽部門以外も苦戦が続く
音楽部門以外も明るくはない。
CJの主要事業であるメディア部門は昨年第4四半期営業利益46億ウォンで前年同期78%減少、映画部門は10億ウォンの営業損失を記録した。
ハナ金融投資のアナリスト イ・ギフン氏は「コンテンツ販売不振とTV広告市場の停滞、大幅に増加した製作費などが重なり、2020年第1四半期は厳しい状況が予想される。子会社を売却したことで財務構造は改善したが様子を見る必要がある」と説明した。
(翻訳終わり)
K-POPアイドルグループは日本で売れるか売れないかが勝負だから仕方ないw
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